昨日のBSディベート

雇用をテーマに森永卓郎勝間和代湯浅誠のお三方が話をする、という内容。以下の内容は、私のフィルターを通した理解ということで。


森永

主張 : 終身雇用はとにかく維持
感想 : 経営者任せの理想論。今現在終身雇用が成立しているのならともかく、現在職に就けていない人や、新卒時に採用されなかった人を救うのは難しい。

勝間

主張 : 雇用の流動化を促進すべし
感想 : 超優秀な人はほっといてもそうなる。問題はブルーカラーであり、ブルーカラーが調整弁扱いされ、職を転々とする不安定な状況は変わらないのでは?

湯浅

主張 : 雇用は生活保障として存在すべし
感想 : 雇用の形態については、そんなに強い主張はなかったような



勝間さんが最後にこぼしてたけど、これはあくまでディベートのための論陣であって、それぞれの人の思いは別のところにあるのかもしれないけどね。

全体の感想としては、勝間さんの主張を消極的に支持、かな。超優秀でない人が中途採用を普通にされるような社会で、かつ仕事に就けていない期間でもそれなりに生活保障がされることが前提となるのかな。採用されたとしても、日々の生活をするだけのお金しか手に入らない状況も改善しないといけないかな。
とりあえず、雇用が安定しないと社会が安定しないからなー。犯罪がふえたり、全体的な教育水準が下がったりすると、余計に社会全体が悪循環に陥りそうだし。でもまぁ、雇用は大事なんだけど、それ以前に多様な生き方が容認される社会になってほしいところだ。