便座はそんなに汚いのか?

よく何かの汚さを表す基準として、便座よりも菌の数が多い、という比較の仕方を目にする事があるのだが、それははたして汚さを示す基準になり得るのだろうか? そもそも人間の皮膚上に菌があふれているわけだし、それは太ももも同様なわけで、便座に菌がつくのは当たり前。で、キーボードや買物のカートなんかも常に人間が触れているわけで、むしろ菌がいない方がおかしい。菌がいて当たり前の場所の菌の数を比較して、意味があるのだろうか。というか、そもそも菌が汚れである、という基準は正しいのだろうか?
もちろん経口摂取すればまずい菌はたくさんあるだろうけど、人間の皮膚から移った可能性が高い菌が、それほど有害なのだろうか?
ま、カートやキーボードや便座をすすんでなめたいとは思わないけどね。