小島よしお

えー、ちょっと前の「ロンドンハーツ」に出演していて、24時間テレビでダチョウ倶楽部とのからみで面白いことをしたようなトークをしていたので、Youtubeでネタを見てみたので、その感想とか。
この人の芸は、いろいろな言葉を言った後に「そんなの関係ねえ」とリズムに乗せて話を終わらせていく、というものなわけですが、「うまい言葉を決め台詞に選んだなぁ」というのが感想。これって、肯定だろうと、否定だろうと、無視だろうと、台本だろうと、アドリブだろうと、単なる感想だろうと、全てつなげられるんだよね。いわゆるツッコミだと、否定として言葉をつなげるわけだけど、「そんなの関係ねえ」だと話題の転換として言葉をつなげるわけだから、ノリを一回引き寄せてしまえば、どんな場面にも無限に適用できてしまうという、ある意味卑怯な言葉ではある。
それでもって、この人の不真面目っぽさの表現の仕方がすごくうまい。格好もそうだし、目つきとか、立ち振る舞いとか、いかにも挙動不審だし。その存在が「そんなの関係ねえ」と言ってのけるだけのキャラを作り出せていて、えーと、なんだ、「そんなの関係ねえ」は、あの「わけわからない存在」があってこそ成立する芸ってことかな。
あぁ、あと、あのリズムに乗って話を進める方法もうまいよね。状況がどういう方向に展開しようと、時間がくれば「そんなの関係ねえ」で強制的にぶった斬れてしまえるし、それで自分のペースに持っていけるわけだから。
えー、まとめると、

• 「否定」ではなく「話題の転換」
• 「話題の転換」を受け入れさせる異質なキャラクター
• リズムで時間を区切ることによる、場の引き戻し

が、この人の芸を成立させているのかなぁ、と。
なんかグダグダだな。こんなカンジでいいですか?