読書

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

読了。知識として知っている部分はあったのだけど、それをミクロな視点で解説されると新鮮な驚きがあって、とても良かった。あらためて、自分の体は原子から分子、たんぱく質と、だんだんに組みあがっているのだということが実感できて、とても面白かった。

タイム・マシン (ハヤカワ文庫 SF 274)

読了。100年以上前にこんな小説が書かれていたんだなぁ。すごいなぁ。今のSF小説なんて、ロボットもの、コンピュータもの、サイバネティクスもの、スペースオペラ、なんかを除いたら、半分はH.G.ウェルズの作品の焼き直しなんじゃないかと思ってしまうくらい…

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

読了。ある表現者が生まれるまでの物語。なんか、展開の仕方がすごいよね。キャラクターが強烈なのだけど、ただ変なだけじゃなくてちゃんとバックボーンがあって一貫性を保ててるし。最後のオチもすごくて、でもきちんと納得できて。とてもよかったです。

三位一体モデル TRINITY

読了。深く読めばまたちがってくるのかもしれないけど、とりあえず読んでみての感想。 霊の話ばっかりで全然三位一体の説明になってねーよ。座談会を読んで、なんとなく概念はつかめたけど。で、概念がある程度わかってちょっと読み直してみたのだけど、やっ…

ショートソング (集英社文庫)

読了。話自体は、可もなく不可もなくという印象。短歌が身近に感じられた点はよいと思った。